2017年度調査 における売上高物流コスト比率(全業種)は4.66%となりました。2016年度調査において労働力不足などを理由に売上高物流コスト比率は大きく上昇しました(+0.34ポイント)。今回の2017年度調査では再び減少に転じ、以前の水準に戻りました。
2016年度調査では急激な環境変化により、売上高物流コスト比率を上昇させた企業が多かったのですが、2017年度調査ではたゆまぬ企業努力により、売上高物流コスト比率を元の水準に戻したとのではないかと考えております。
また、2年連続で回答した企業(168社)の平均値は、4.61%から4.66%へと僅かに(0.05%)上昇しました。
また、昨年度に引き続き労働力不足に関わるアンケートを実施しております。値上げ要請の有無については、回答企業(218社)のうち71.6%から要請を受けたとの回答を得ました。値上げ要請があったとの回答した企業(156社)のうち、120社(76.9%)の企業が「応じた」と回答しました。